イギリス英語とアメリカ英語の違いは発音だけ?どっちを学ぶべき?日本人にはイギリス英語がおすすめな理由


イギリス英語とアメリカ英語はどっちを勉強したらいいの?
- イギリス英語の特徴
- イギリス英語とアメリカ英語の違い
- イギリス英語が使われている国
世界一セクシーなアクセントに選ばれたこともあるイギリス英語ですが、日本人にはあまり馴染みがありません。
それは、学校で習う英語やわたしたちが普段見聞きしている英語がアメリカ英語だからです。
しかし、イギリス英語はわたしたち日本人が学ぶにはぴったりのアクセントなんです。その理由が、
- 巻き舌が強くない
→RやTの発音でつまずかない - 丁寧で上品
→正確な表現を学ぶことができる - 義務教育で多少アメリカ英語は知っている
→区別をつけて覚えておくと使い分けることができる
上記の理由から、英語を学ぶならイギリス英語がおすすめします。
もちろん、好みもあるのでアメリカ英語のアクセントが好きならアメリカ英語を勉強してくださいね!
この記事では、イギリス英語とアメリカ英語を比較しているので、どちらがあなたに相応しいか知ることができます。
また、この記事の最後にイギリス英語が受講できるオンライン英会話を紹介しています。
日本ではイギリス英語を習える場所が少ないので、ぜひ参考にしてみてください。
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イギリス英語の特徴
英語が生まれたのはイギリスのイングランド地方です。「英国」と漢字で書きますよね。
イギリスは、イングランド、スコットランド、アイルランド、ウェールズという4つの連合軍で成り立っており、各地には独特の方言が存在しています。
その中でも、わたしたちが指すイギリス英語は「RP(Received Pronunciation)」と呼ばれるロンドン周辺の中流階級や上流階級の人が使う発音です。
RPは「クイーンズ・イングリッシュ」または「BBCイングリッシュ」とも呼ばれています。

上流階級の人が使う英語の発音だから上品なんですね!
アメリカでは、イギリス英語は気取っていると言われることがありますが、実際はイギリス英語の発音は人気が高いです。
「イギリス英語を話す人はセクシー」だと一部のアメリカ人男性や女性にモテるので、イギリス英語を練習するアメリカ人もいます。
英語の発音や単語が国によって変わるのは、日本の地域によって変わる方言と一緒です。
筆者個人のイメージですが、イギリス英語やアメリカ英語を日本の都市で例えてみました。これから、どの英語を習いたいか参考になれば嬉しいです。
イギリス英語とアメリカ英語が使われている国

上記の画像は、イギリス英語(青)とアメリカ英語(赤)どちらが使われているか示したマップです。
パッと見てもわかる通り、イギリス英語が多国に渡り使用されています。
それは、イギリス英語が植民地で支配していた国でも広く話されているためです。
一方、アメリカ英語を使用する国は少ないものの、話す人の数はイギリス英語よりも多いです。
実は、3億人がアメリカ英語を話すと言われています。
それは、第二次世界大戦以降アメリカが経済やビジネスの中心となったからです。
その結果、英語を用いてビジネスをする人はアメリカ英語を使用するようになりました。
私たち日本人にとっても同様で、戦後日本がアメリカの影響をかなり受けたため、学校で習う英語はアメリカ英語です。
そのため、私たち日本人はイギリス英語に馴染みがありませんでした。
現在では、ハリーポッターやシャーロックホームズなどのイギリス映画を見ると、イギリス英語に触れることができます。

日本が誇る人気ゲームファイナルファンタジーなどのファンタジー系のゲームではイギリス英語がしっくりきます。
好みはありますが、やはりイギリス英語は上品でセクシーなアクセントだと思いませんか。
次の項目では、単語や発音などから、より具体的にイギリス英語とアメリカ英語の違いを紹介します。
イギリス英語とアメリカ英語の違い
それでは、より具体的に4つの視点からイギリス英語とアメリカ英語でなにが違うのか紹介します。
ひとつずつ紹介していきます。
単語
イギリス英語とアメリカ英語をくらべると単語が違うものがいくつかあります。たとえば、
日本語 | イギリス英語 | アメリカ英語 |
---|---|---|
休暇 | Holiday | Vacation |
クッキー | Biscuit | Cookie |
ゴミ | Rubbish | Garbage |
サッカー | Football | Soccer |
洗濯 | Washing | Laundry |
建物の1階 | Ground floor | First floor |
国が違うと単語によっては伝わらないものもありますが、現地の人はたいてい分かってくれます。
ちなみにアメリカ英語だと【建物の1階】が”First floor”ですが、イギリス英語の”First floor”の意味は【建物の2階】という意味になるので注意しましょう。
たとえば、エレベータの中の「G」ボタンが1階「1」が二階になります。
オーストラリアもイギリス英語なので、筆者は住み始めた当初はよく間違えて降りていました。
発音
わたしたち日本人は、アメリカ英語のアクセントに聞き慣れているので、もしかしたらイギリス英語が聞き取れないかもしれません。
しかし、イギリス英語の発音はアメリカ英語と比べると、わたしたち日本人の発音に少し近いです。
たとえば、日本人が最も苦手とする「R」の発音が比較的言いやすいことです。
アメリカ英語だと、舌を巻いて強く発音しますが、イギリス英語だとハッキリ言わないので日本語に近いです。
たとえば、Water(ウォーター)の発音ですが、アメリカ英語だと「ワター」語尾のRが強くなるのに対し、イギリス英語の場合は「ウォーター」と日本語の「ウォーター」に近いです。
そのほかにも”What”の「T」の発音がアメリカ英語では消えますが、イギリス英語ではハッキリ言います。
単語の発音だけを見ると、日本語に近いですよね。
スペル
イギリス英語とアメリカ英語で大きなスペルの違いはありませんが、大半部分は語尾で変わるパターンがあります。
ざっくり言うと、下記のようなパターンで変わります。
- 前後の並びが逆になる
- つづりが部分的に変わる
- 母音や文字が含まれたり省かれる
スペルの違い例
語尾の違い | イギリス英語 | アメリカ英語 |
---|---|---|
-re, -er | centre, theatre | center, theater |
-our, -or | colour, flavour | color, flavor |
-ise, -ize | organise, realise | organize, realize |
-yse, -yse | analyse | analyze |
-ence, -ense | licence | license |
-ogue, -og | catalogue | catalog |
アメリカ英語とイギリス英語では、発音が異なる単語があると前述しましたが、この場合は、つづりが違うだけで単語の発音は変わりません。
「発音が違う=つづりが違う」ではないことを覚えておきましょう。
文法
イギリス英語の文法は、アメリカ英語に比べると長い傾向があります。
たとえば、イギリス英語ではHave+過去分詞の「現在完了形」が会話の中で好んで多く使われるのに対し、アメリカ英語は「過去形」で伝えることが一般的です。
たとえば「私は電話を無くした」を英文にするとこうなります。
I have lost my phone.(イギリス英語)
I lost my phone.(アメリカ英語)
しかし、イギリス英語では、まだ電話が見つかっていないことがこの文章で分かりますが、アメリカ英語の場合「I found it today(今日見つかった)」など補いが必要です。

同じ意味だけど、イギリス英語は効率を求める感じがしますね。
イギリス英語が学べるオンライン英会話
日本にいながらイギリス英語が学べるのは、次に紹介する3つのオンライン英会話スクールです。
- ELT英会話
- キャンブリー
- ネイティブキャンプ
コースの値段や受講方法などパッと見てわかるように比較しました。
先に言っておくと、受講料は決して安くありません。
オンライン 英会話 | ELT英会話 | キャンブリー
![]() | ネイティブキャンプ
![]() |
---|---|---|---|
値段 | 14,300円~72,600円 (税込) / 月 | 1ヶ月プラン(税込) 3,190円~56,490円 3ヶ月プラン(税込) 2,711円~48,016円 12ヶ月プラン(税込) 2,074円~36,719円 | 16,280円 (税込) / 月 |
講師 | イギリス人 | イギリス人、 アメリカ人、 オーストラリア人 などのネイティブ講師。 | イギリス人、 フィリピン人 など世界中の講師 |
教材 | 生徒に応じて最適な教材を選定 Market Leaders | English Conversation 101 Business English DIALOGUE、など。 | カランメゾット SIDE by SIDE 、など。 |
受講方法 | 月2回~12回 担任制 日本時間17:00~23:30 | 24時間いつでも 空いている講師と 繋がる | 24時間いつでも 空いている講師と 繋がる 講師の予約は課金制 |
受講時間 | 1回50分 | 1回15分/30分/60分 プランを選べる | 1回25分 レッスン回数無制限 |
おすすめする人 | IELTSを受ける人 ビジネス英語が必要な人 | 世界中のネイティブ講師から学びたい人 | イギリス人講師に限らず低予算で受けたい人 |
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キャンブリー
やネイティブキャンプ
は、世界中のネイティブ講師から受講できます。
しかし、空いている講師を選ぶため必ずしもイギリス英語が学べるという保証がありません。
したがって、がっつりイギリス英語を学びたい人には、ELT英会話がおすすめです。それは「講師が全員教養を受けたイギリス人だから」という理由だけではなく、
- IELTS対策が強い
- 各分野のビジネス英語に優れている
- 担任制なので、個々に合ったカリキュラムを組んでくれる
講師の中には元IELTSの試験官もいるので、テスト対策を効率よく進めてくれます。
また、ELT英会話は金融業界や車産業、ホテル業界など各方面のビジネス英語に強いので「ただビジネス英語を教えている」英会話スクールではないんです。

様々な方面に強いのがわかりますよね。それに加え、個々のレベルに合わせた授業をしてくれるので自分の弱みに特化したカリキュラムを組んでくれます。
IELTS対策をしたい、ビジネスで英語が必要という人は、全力でELT英会話を推したいです。

しかし、高いですよね!!
確かに、何年も受講すると思うと高いかもしれません。
しかし、短期間で集中的に講座を受け勉強することで、英会話をマスターできると思ったら安いと思いませんか。
例えば、月6千円で毎日いろいろな先生から受講するとしましょう。
すると、自分の弱みに合わせたカリキュラムを集中的に受けることができないため、結果1,2年通っても英会話をマスターすることができません。
その点、ELT英会話だと個々のレベルにもよりますが、3ヵ月から半年で英会話をマスターできるでしょう。
時間とお金の節約になるので、断然ELT英会話がお得だと言えます。
もちろん人によっては、合う合わないがあるので無料レッスンを受けてみることをおすすめします。
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まとめ|世界を周るなら断然イギリス英語!
イギリス英語を学ぶメリットは、国によって使い分けができるようになることです。
わたしたちは、義務教育でアメリカ英語の基本をすでに知っています。なので、イギリス英語を知っておくと更にコミュニケーションの幅が広がるでしょう。
また、上品なイギリス英語のアクセントはセクシーだと人気があるので、国際恋愛に繋がるかもしれませんよ。
この記事があなたの役になれたら嬉しいです。最後まで読んでくれてありがとうございました。
うーなでした。
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